
大関
兵庫県西宮市で300余年にわたる歴史をもつ酒蔵・大関の看板商標。1884年、それまでの「万両」に替わって登場した。超特撰純米大吟醸から特撰、上撰、佳撰など多彩なラインナップを誇るが、「大関」のスター商品はやはり「ワンカップ」であろう。東京オリンピックの年、1964年に10代目長部文治郎氏の発想から誕生したと伝わる。 いまでこそカップ酒はメジャーだが、その頃、日本酒といえば一升瓶が当り前。またコップ酒にもいいイメージはなかった。そんな時代にあって、手軽さと利便性を前面に若者をターゲットとして売り出されたのがこの「ワンカップ大関」。いつでも、どこでも飲める・・・をキャッチフレーズに、清酒業界に容器革命をもたらし、消費者に新たな需要を喚起した功績は大きい。発売以来半世紀を経ても、ラベルデザインに斬新さを感じさせるのは、「魁」精神を社訓とする大関ならではだろう。「ワンカップ大吟醸」、「ワンカップ淡麗辛口」なども商品展開されている。















