
片野桜
江戸時代末期に創業し、京の公家たちから愛された桜の名所に酒蔵があることから名づけられた銘柄です。近年、アルコール度数の低い日本酒を造る蔵がふえている中でも、「片野桜」はそれに逆行するように高アルコールの原酒にこだわっています。約500石を製造する中で、8割を占める特定名称酒の4割が原酒という稀有な酒蔵でもあります。技術と経験値が必要な山廃造り(生酛のような櫂入れをせずに天然の乳酸をつくる方法)をもとに酒を醸し、骨格のしっかりした飲みごたえのある酒質に仕上げています。 派手さはなく、どこか昔懐かしい郷愁を誘う味わいで、常温や燗酒にしていただくのがおすすめ。濃醇な味わいに負けない、すき焼きや角煮など醤油味のこってりした肉料理のほか、グラタンやウォッシュタイプのブルーチーズなど、山廃酛の乳酸風味と同調する乳製品とも合わせたくなります。







