
城陽
城陽市は宇治市の南に位置し、古墳や神社などの史跡が多い。かつては「伏見誉」という銘柄だったが、地名、社名と同じこのブランドが定着した。きっかけとなったのは、昭和62年(1987年)「全国新酒鑑評会」での初の金賞受賞だろう。以後、平成年間コンスタントに受賞を重ねたことで、実力ある酒蔵としての評価が高まった。 全量酒造好適米を用いているのも自慢のポイントで、京都産は「五百万石」「祝」のほか、一部に「山田錦」も使用している。味わいは全般に都会的な洗練味を感じるが、主産地である伏見とは別の立地であることも、京都の地酒としての存在感を誇っている。 「城陽」のほか「徳次郎」ブランドを全国の特約酒販店で限定流通するほか、地元・青谷(あおだに)梅林の固有品種「城州白」梅を用いた梅酒を、ブームになる以前の平成3年(1991年)から出荷している。ノンアルコール製品だが、ご当地サイダーとして「青谷の梅サイダー」も製造し好評だ。








