
金亀
岡村本家は鈴鹿山系の伏流水の恩恵を受け、地元の農地を守りながら飲み手に楽しさを届ける酒造りを実践し、はや160年。特筆すべきは「木艚袋搾り」と言って1枚ずつ袋に入れて搾る機械を用いた丁寧な絞りで、重労働にも関わらず使い続けるのは、品質を最優先で考えている証。先代の能登杜氏の造りを受け継ぎ、現杜氏は園田陸雄氏が務める。原料米は全量近江産で酒米の吟吹雪や玉栄、また飯米の日本晴やコシヒカリなど、蔵から10キロ圏内の契約農家で作られたお米。精米歩合を10%刻みで楽しめる金亀シリーズはボトルのカラーで分かれており、純米大吟醸の中でも最も削った40%の藍色はフルーティに香り、50%の黒色はコクと旨味のバランスを感じられる味わいに。60%の緑色は純米吟醸で深みも感じながらしっかり辛口のキレ。茶色は70、白の80は80%精米でありながら酸味の中に甘みも共存。そして、赤の100は全く削らずに玄米で醸しており琥珀色、穀物の複雑な味わいを感じながらも後味はスッキリしており、地元の名物•鮒寿司と合わせても。


