
タクシードライバー
2004年に喜久盛酒造の5代目蔵元・藤村卓也氏が立ちあげた銘柄「タクシードライバー」。映画業界で活躍するデザイナー・高橋ヨシキ氏との飲みの場で、発案されたのがきっかけだそう。1894年創業の喜久盛酒造は、岩手県北上市で現在までのこる唯一の酒蔵。東日本大震災による被災を乗りこえ、現在は隣町の花巻市で酒造りをおこなっている。タクシードライバーは、震災からの復興のカギをにぎった銘柄で、今では喜久盛酒造の看板商品に。酵母を変えてみたり、米を変えてみたりと、商品によって味の違いが楽しめるのが魅力の一つ。山廃という仕込み方法で、天然の乳酸菌を取りこむことでより複雑な味わいが加わる。タクシードライバーは、米の旨みとコクを感じながらもキレがあるのが特徴。燗で食事とあわせて飲むのがおすすめだ。2014年からは、岩手県産の米のみを使用、醸造アルコールの添加もやめて純米酒のみの酒造りにこだわる。地域の水・米・人などを大切にした酒造りに取り組んでいる。

















