
真澄
信州諏訪で創業360年の歴史をもつ老舗酒蔵。六号、九号とともに"昭和ひとケタ酵母"と称される清酒酵母「きょうかい七号」は、戦後間もない頃に「真澄」の醸造タンクの一つから発見され、高度経済成長下の日本全国に普及していったもの。 酒蔵の仕込室の一角には、「七号酵母誕生の地」の文字を刻んだ記念碑が佇む。吟醸酒ブームが起こった1980年代以降、七号以外の華やかな吟醸香を出す"ふたケタ酵母"が多用された時期もあったが、酵母発見の70周年に当たる2016年を機に"七号発祥蔵"への回帰を深めていく。19年からは自社の諏訪蔵から選抜した七号系自社酵母をほぼ全商品に使用し、食中酒を極めるための酒造りを宣言。 特に、「真朱(AKA)」「漆黒(KURO)」「白妙(SHIRO)」「茅色(KAYA)」の4つの和色でタイプ分けされた「真澄」の新シリーズは、いずれも七号系ならではの落ち着いた香り、甘味と酸のバランス、穏やかで飲み飽きしない味わいが軽やかな飲み口に着地。和、洋、エスニックとジャンルレスな料理に合わせられる食中酒としての懐深さがあり、4タイプで異なる個性(山廃、低アルコール、低精米など)を飲み比べるのも楽しい。





