
村祐
2002年、蔵元杜氏である村山健輔さんの手によって誕生した限定流通酒。新潟の酒といえば淡麗辛口といわれていた市場に風穴をあけた蔵のひとつであり、「村祐」をキッカケに日本酒のイメージが変わって飲み始めた、という人も少なくはない。和三盆をイメージして造られた酒は、何層にも折り重なる濃厚な甘みが特徴だ。 先入観を排するため表記されているのは最低限の情報(アルコール度数と特定名称)だけで、精米歩合、日本酒度、酒米の品種、酸度などその他のすべてが非公開となっている。「甘みがあるということは、それだけ原料米を使っているということ」であるとして、原料の質と製法別でランクを分けているドイツワインにならい、甘みが増すにつれてランクと価格も上がる。このように日本酒の既成概念を取り払った自由な考え方も、多くのファンから愛される理由となっている。



