
月の輪
1886年岩手県に創業した月の輪酒造の代表銘柄「月の輪」。その由来は、源頼義、義家の時代にまで遡る。源氏が池にうつった旗の日月が金色に輝く様子を吉兆と捉え、戦に勝利したという話を聞いた将軍・藤原秀衡が、池を円形に修理しその中に太陽と三日月をかたどった。その島の様子を人々は「月の輪形」と呼んだことから酒名に名づけられ、現在「月の輪形」は蔵がある紫波町の史跡として認定されている。長い歴史をもつ月の輪酒造らしく、「企業としてではなく 家業として」という理念のもと、伝統を受け継ぎながら新たな取り組みにも挑戦し続けている。酒造りの肝となる水と米は地元の原料を使ってこそ地酒という考えのもと、地元の風土を愛し活用して旨い酒造りを追求する。その一例として、地元で盛んに生産されるもち米を100%使用した純米酒「もち米純米酒 月の輪」が挙げられる。もち米は日本酒造りには不向きとされるにも関わらず、和食にあうスッキリとした飲み口の純米酒をつくりあげた。これからも新たな挑戦に目が離せない酒蔵だ。



