
菊水
地酒王国・新潟の中でも、いち早く近代的な生産システムの導入を図ってきた酒蔵である。1969年(昭和44年)現在地に新工場が完成すると、3年後には杜氏制度を廃止するなど、業界の常識にとらわれない体制づくりに努めてきた。 また現代の嗜好に見合った、バラエティー豊かな商品を送り出してきた点も特徴的だ。中でも「ふなぐち菊水」シリーズは、生酒特有のフレッシュな風味を維持するために容器にアルミ缶を使用。冷蔵庫で簡単に冷やして楽しめる生酒として定着し、1972年の発売以来50年を超えるロングセラーとなっている。そのほかにもスマートパウチに入った製品や、有機米100%のオーガニック純米吟醸を商品化するなど、ユニークな展開からは目が離せない。 蔵の敷地内には、専門書を揃えた図書コーナーがあり見学もできる「日本酒文化研究所」を設置し、WEBマガジン「BREW」を発信するなど、さまざまな文化活動にも熱心に取り組んでいる。




