
麒麟山
五代目当主の齋藤徳男から伝わる「酒とは辛いもの」という信念のもと、淡麗辛口の酒造りにこだわる麒麟山。1843年の創業から約180年の歴史をもつ麒麟山酒造は、日本酒が日常生活から消えないようにという想いで、地元の人々が日常の一部として楽しめる普通酒を中心に作りつづけている。麒麟山酒造がある奥阿賀は森林にかこまれた豪雪地帯で、麒麟山を流れる常浪川の超軟水を仕込み水に使用。さらに蔵から半径20キロ以内でつくられた、地元・新潟県奥阿賀産の酒米100%をつかう酒造りを実現した。原料米をすべて地元でまかなうのは珍しく、実現までに約30年の年月をかけたそう。現在は約55の地元農家と契約。蔵人自らが田植えに関わったり、豊かな自然環境を守るための植林活動をしたり、町ぐるみで持続可能な酒造りに取り組んでいる。「デンガラ」という愛称で親しまれる「麒麟山 伝統辛口」は、キリッとした飲み飽きない味わいの代表銘柄。



