
七賢
南アルプス山麓の名水の郷・白州台ヶ原で1750年に創業。1835年に母屋が竣工した際、5代蔵元が高遠城主より「竹林の七賢人」の欄間一対を賜ったことから酒銘『七賢』が生まれた。欄間一対を含む母屋奥座敷は明治天皇が山梨巡幸の際に宿泊された行在所(あんざいしょ)に指定され、山梨県の指定有形文化財にもなっている(予約すれば見学可能)。 蔵には当主北原家所有の調度品や郷土資料を展示する伝奏蔵、試飲ショップ、レストラン、カフェが併設され、あたかも酒蔵のテーマパークのように見どころが多く、白州観光の目玉ともなる。 酒質は甲斐駒ヶ岳の花崗岩から湧き出す、ミネラル豊富な名水の特質が活かされており、なめらかで澄んだ味わいに一貫した特徴が感じられる。昨今は乾杯にふさわしい日本酒をめざして、スパークリング製品の開発に力を入れ、多彩なラインアップを揃えている。中には高名なフレンチ・レストラン「アランデュカス」で提供されるオリジナルの製品もあり、米の旨味と細やかな泡が響き合う日本酒の新境地は、海外でも高く評価されている。


