
豊盃
昭和5年(1930)創業。平成19年(2007)に法人化した家族中心の小さな蔵。岩木山・赤倉山系の伏流水と契約栽培された良質の酒造好適米を用い、造り手の顔がみえる丁寧な小仕込みを行っている。酒質は、全体的に柔らかい旨味と、口の中で広がる上品な芳香、フルーティーな甘味と酸味を感じるスッキリした口当たりが特徴だ。 酒銘は、江戸時代、津軽藩祖の津軽為信公が戦場で兵士の士気を鼓舞するために唄った歌、「ホウハイ」節のユーモアと勝利にあやかって命名したという。銘柄と同名の青森県農業試験場が1976年に開発した酒米、「豊盃」米を全国でも唯一使用するほか、青森県の酒造好適米・華吹雪や華想いなどを中心に、原料米は全量、地元の契約農家の手によるもの。この規模の酒蔵では珍しく自家製米も行い、米作りには蔵人も参加する。



