
水芭蕉
明治19年(1886)、初代当主が尾瀬の大地で濾過された川場村の天然水を活かして創業。蔵の側を流れる沢の両脇の森を少しずつ買い足し、水源を保全する活動もコツコツと続けてきた。 『水芭蕉』は永井酒造第二の創業期とされる平成4年(1992)に誕生した新ブランド。2年後に吟醸造りに特化した新蔵「水芭蕉蔵」を設けた。尾瀬の天然水と、兵庫県三木市別所地区の契約栽培による山田錦を使用し、口に含んだ時にフワッと膨らみ、喉を通した後にほのかに広がる甘みを特徴とする。 2008年には瓶内二次発酵を取り入れた、本格的なスパークリング清酒『MIZUBASHO PURE』を発売。これまでのスパークリングタイプの日本酒とは一線を画した繊細で洗練された酒質は、チェリーやライチの香味を持ち、米の酒の新たな可能性と魅力を引き出した。同様の酒質を製造するメーカーとともに、「awa酒協会」も起ち上げ、独自の基準を設けシャンパンのように世界の乾杯シーンに通用する、高品質なスパークリング日本酒の普及に努めている。 そのほかにも氷温セラーで10年以上熟成させ、何層にも重なる複雑でエレガントな味わいに仕上げた「水芭蕉ヴィンテージシリーズ」もリリース。通常製品に加え、スパークリング、ヴィンテージ、さらにデザートタイプの貴醸酒も加わり、「Nagai Style(ナガイ・スタイル)」と称した4つの酒質のタイプで、コース料理とのペアリングを提唱する。





