
旭興
酒蔵は県北部大田原市(旧黒羽町)にある。普通酒もすっきりとした飲み口のよいタイプで、製品全体に製法に応じた品質の高さとバランスのよさが感じられます。そのようなところから圧倒的に地元の消費に支えられてきましたが、近年は専門酒販店や銘酒居酒屋からの支持も厚く、栃木を代表する銘酒の一つに数えられるようになりました。 渡邉英憲社長が自ら杜氏を務め、前任杜氏の後を受けて加盟している「南部杜氏協会自醸清酒鑑評会」では、2019(令和元)年の記念すべき第100回において、「吟醸酒の部」で栄えある第1位に輝いています。この才能を遺憾なく発揮した大吟醸の出来もすばらしいが、「百」という別名で出荷される貴醸酒や、一部に赤米を用いた精米歩合99%の樫樽貯蔵酒など、ユニークな商品も出荷しています。また別に「たまか」の銘柄もあり、こちらは穏やかで落ち着いた味わいのスタイルをめざし、燗にも向く酒質のラインナップとなっています。

