
楽器正宗
江戸美人風の着物姿の女性が現代風の笛を吹き鳴らす、風流なラベルデザインが目印。酒蔵は福島県中通りで創業1865年の歴史をもつ。オーガニック純米酒「自然郷」、プロの料理人にもファンが多い料理酒のロングセラー「こんにちは料理酒」の醸造元としても知られる。 「楽器正宗」は大正時代に敏腕の二代目が立ち上げたブランド。ユニークな名前は、国家「君が代」の作者である宮内庁の雅楽師が当時の蔵を訪れ、「酒造りも楽器造りも同じ神様への捧げもの」という言葉を送ったことに因む。地元酒の銘柄として長く愛されてきたが、純米酒中心の造りへの転換を機に2001年に一度は製造休止へ。15年後の2016年、自身で杜氏を努める五代目蔵元によって復刻を遂げた。 新バージョンの「楽器正宗」は、あえて大正〜昭和の主力であった本醸造を定番に据えつつ、味わいは軽やかで飲みやすい令和流にモダライズ。マスカットやライチの果実香、ジューシーな甘味と澄んだミネラル感、フレッシュなガス感の心地よさが飲み手の舌をつか み、押しも押されぬ大人気銘柄に成長している。




