
とおのどぶろく
地域を限定しどぶろくの醸造免許の取得条件が緩和される「どぶろく特区」その第一号として注目された岩手県遠野市。そこで100年あまり続く民宿「とおの」で造られているどぶろくが「とおののどぶろく」である。醸造を担うのは4代目の佐々木要太郎氏。料理人として料理を極める傍らどぶろく造りを始め、酒蔵などへ通い、10年以上の試行錯誤を経て「田舎くさい」という古典的などぶろくのイメージを、清酒の技術を応用した造りで「洗練された」ものへと昇華させていった先駆者である。原料米は遠野でかつて造られていた品種「遠野一号」を自ら復活させて使用。米はほとんど削らず、じっくりと一か月以上発酵させ、半年近く熟成に時間をかけるという独特の醸造方法で造られる。定番酒「とおののどぶろく 生酛」は、まろやかな米の旨味とクリーミーさが特徴で、生酛ならではの酸も感じられ濃厚な味わいが楽しめる。
