
国権
福島は南会津、降雪量も多く、国内でも有数の原生林の恩恵を受けた井戸水を汲み上げ柔らかな水を使って醸している明治創業10年(1877年)の國権酒造が醸す代表銘柄。当時は「南光」や「亀の井」などの名前で造っていたが、その昔、修業の道すがら立ち寄った僧が、「独立国の権利」の意をこめて「國権(国権)」と名付けたと伝わっている。南部杜氏、佐藤吉宏氏の手によってゴールから逆算し醸される酒たちはブレることなく香りとキレのバランスを実現、いまや全国新酒鑑評会にて金賞受賞の常連で、福島県の酒造のなかでもより早期から大吟醸酒の商品化に尽力してきた賜物。また、震災を経て県内酒造間でのナレッジシェアの気運が高まり、技術に一層磨きがかかったことも特筆すべき。通年商品の山廃純米/國権と純米酒/國権は45度~55度、本醸造/國権は40度~60度、特別純米酒/山廃仕込みは50度~60度まで楽しめ、飛び切り燗くらいまで温めて。






