
会津娘
明治初めの1875年頃に創業したとされる高橋庄作酒造店の代表銘柄「会津娘」。会津盆地の南側に位置する会津若松市に蔵をかまえる小さな酒蔵だが、その土地の人でその土地の米と水を、その土地の手法で仕込む「土産土法(どさんどほう)の酒造り」をモットーとして長い歴史を紡いできた。米どころとしても知られる会津だが、田んぼによって少しずつ異なる米の味わいを活かし、2018年から1枚の田んぼから採れた米ごとに一つの酒を醸す「一田一醸」の酒造りにも取り組んでいる。こうした酒造りをリードするのは、6代目蔵元の髙橋亘氏。東京農大を卒業後、地酒専門店や酒蔵「武勇」で修行した経歴をもつ。「一田一醸」で醸した穣シリーズのうち、有機栽培の五百万石を100%使って醸した「会津娘 羽黒46」は、米の旨みがしっかりと感じられる1本。酸味のある後味は料理の味を引き締めてくれ、食事のお供としてもおすすめだ。


