
田酒
明治11年に創業した西田酒造店の代名詞である、オール純米酒を掲げた銘柄。まだ純米酒が一般的ではなかった昭和49年にリリースされた銘柄で、熱心な日本酒愛好家から支持を集めて一躍、人気銘柄の仲間入りを果たす。 しかし、そんな人気を獲得しながらも近年、酒質や販路を大きく変えたのが、婿入りした5代目の西田司氏。蔵元に就任した平成16年を皮切りに、従来のどっしりしたコクのあるいぶし銀の味わいから、酒の鮮度を意識したフレッシュタイプへ本格的にシフトチェンジする。 さらに主要な売り先だった青森だけではなく、県外への販路にも力を入れ、コアな愛好家だけではなく、日本酒ビギナーのような新しいファン層も獲得。定番の穏やかな旨みの特別純米酒にはじまり、県内で開発された“華想い”や“古城乃錦”など様々な酒米を使ったエレガントな香りの純米吟醸など、時期ごとに限定発売されるラインナップも多く飲み手を飽きさせない。酒の味が変わった現在も、人気銘柄として常に注目を集めている日本酒だ。



