
御慶事
この蔵がにわかに注目を集めるようになったのが2014年。その前年杜氏に就任し初めての造りを終えた箭内和広杜氏の酒は、毎年200点を超える酒が出品され競われる「南部杜氏自醸酒鑑評会」で堂々の3位入賞。その後も「全国新酒鑑評会」をはじめ「サケ・コンペティション」等、各種コンテストで軒並み上位入賞をはたしました。いまや茨城、関東を代表する銘醸蔵として、一気に目を引く存在となりました。 福島(会津・宮泉銘醸)で培われた酒造りのノウハウを備えた、箭内杜氏の酒はほどよい甘みとソフトな味の流れが特徴。「山田錦」「雄町」等の好適米はもちろんのこと、ユニークなのは「日本晴」「にこまる」といった県産一般米を用いた酒造りでも、含みのやわらかいきれいな酒質に仕上がっています。 酒蔵は茨城県では最も西に位置し、埼玉、栃木と県境を接する古河市の中心部にあります。大正天皇の御成婚に由来する銘柄は、弔事には用いるわけにいかないことから、地元では「十大」の銘柄もあります。

