
亀萬
1916年操業の亀萬(かめまん)酒造の代表銘柄「亀萬」。亀萬酒造は、熊本県と鹿児島県の県境にある熊本県葦北郡津奈木町に蔵をかまえる。中尾水源や不知火海など水資源が豊富な地域で、大関山の清らかな伏流水はミネラル豊富なやわらかい口当たりが特徴だ。亀萬酒造では酒造りには不向きとされる温暖な気候のなか、独自に生み出した「南端氷仕込み」による天然醸造にこだわる。「南端氷仕込み」とはモロミの温度を氷を加えて調整する方法で、豊潤な深い味わいに仕上がるのだ。近年は栃木県で修行を積んだ次期4代目の竹田瑠典杜氏を中心に、モロミを混ぜないという新しい方法での酒造りにも挑戦する。2018、2020年全国燗酒コンテストで金賞を受賞した「亀萬 純米限定」は、原料米「華錦」の甘味とコクが感じられる。濃い味付けの料理との相性が良く、飲み飽きしない食中酒におすすめの1本だ。



