
香露
香露は醸造元が酒蔵ではなく研究所という背景から、一般公募で名前がきまったという特別な銘柄。「きょうかい9号酵母」のもととなった「熊本酵母」の維持・管理もおこなっているのが、熊本県酒造研究所。1990年県内の蔵元たちの呼びかけによって、県産酒の品質向上のため、熊本県熊本市に創業。「吟醸酒の神様」といわれた野白金一博士が初代技師長をつとめた。現在の研究所を担うのは、製造部長で杜氏でもある森川智氏。酒造りをしながらデータを蓄積し、熊本県酒のさらなる進化をめざす。酵母のデータを取るために、毎週4本の仕込みをおこなっているそう。偶然ではなく、狙っておいしい酒を醸すのが熊本県酒造研究所の手法だ。幻の酒として人気が絶えないのが「香露 大吟醸」。華錦などの酒米と熊本酵母、阿蘇の伏流水をつかっている。角瓶が特徴的。

