
庭のうぐいす
九州筑後の地で、元禄年間に古物商として創業した山口家の5代目山口利七が酒造業を開始。蔵のある北野町は、京都の北野天満宮が約1100年前に全国で初めての直轄地として選び、北野天満宮を建てた場所でもある。酒銘は、天満宮から飛んできた鴬が、蔵の中庭の湧水で喉を潤し、体を清めていたことに由来する。 5代目が酒を運ぶため肩に担いだ天秤棒は今も家宝となっており、現当主の11代目山口哲生氏が2003年に襲名する際も、天秤棒の伝達儀式を行った。山口氏は「nipponのこころ製造業」として酒質の向上や輸出などに取組む。 原料米は糸島産の山田錦、筑後産のレイホウを主に使用し、地元農家の協力を得て、自社田での酒米栽培も行う。穏やかな香りと、ふっくらとした米の旨味や酸味のバランスがよく、爽快感を楽しめる酒質。

