
日高見
文久元年(1861)、岩手県盛岡市の菊の司酒造から分家し、石巻で創業。長年『新関』の酒銘で地域に親しまれたが、5代目平井孝浩氏が品質重視へと舵を切り、北上川のかつての呼称「ひたかみがわ」に由来する『日高見』の銘で吟醸造りを始める。 新たな市場開拓に地道に取組み、“魚でやるなら日高見だっちゃ!”を合言葉に、三陸・金華山沖の海の幸との食べ合わせを考慮した、柔らかい口あたりとキレの良い後味をアピール。貝や甲殻類の淡い甘味に合う純米吟醸『弥助』、卵焼にも合う純米大吟醸『助六初桜』など、鮨とのマッチング銘柄も充実している。 東日本大震災では大津波で損壊した蔵を建て直し、『震災復興酒 希望の光』を発売して全国的に注目を集めた。復興した蔵は麹室、酒母室、発酵室のすべてを総ステンレス張りに改修し、温度と衛生管理を徹底し、さらなる品質向上に務めている。

