
南
家名から名づけられた南酒造場の代表銘柄「南」は、全量60%以上米を磨いた特定名称酒。先代である南卓治氏によって1998年に誕生したシリーズだ。南酒造場は高知県安田町で1869年に創業し、年間生産量は約300石と少量だからこそできる丁寧な酒造りを行う。50年以上のキャリアをもつ河野幸良杜氏を中心に、めざすのは「あゝ旨い、もう一杯」と思わず声がでるような酒だ。南酒造場の酒造りを支えるのは、仕込みに使う安田川のミネラル豊富な水。この水質によって淡麗辛口が多い高知県の酒のなかでも、芳醇でしっかりとした旨みが感じられるのが「南」の特徴だ。「南 特別純米」は、松山三井を精米歩合60%まで磨いて醸した定番酒。米の旨みとキレのある後味で、飲み飽きしないので食中酒としておすすめの1本だ。

