
三芳菊
吉野川の上流、北は阿讃の山波、南は剣山山系四国山脈の連峰にいだかれた四国の中央に酒蔵は位置する。酒造りに適した寒冷地だ。平成13酒造年度より蔵元である馬宮亮一郎氏が自らの手で酒造りをしている。原料米は地元・徳島県産、仕込水となる湧水は超軟水の名水、酵母はこの地に適した南国フルーツのように香り高い徳島県酵母を開発し、今一般的に用いられる吟醸づくりとは異なった製法を採用してできる酒は、通常の日本酒に多い乳酸よりもリンゴ酸が多くなる。甘さ、酸味、香りどれもが目隠しして飲んでも「三芳菊」のそれとわかるものだ。 ラベルに書かれた「ワイルドサイドを歩け」は、アメリカのミュージシャンであるルー・リードの曲名で、その中にある「自分の歩きたい道があるなら危険を犯してでも、歩き続けることは楽しい」というメッセージに影響を受けている。アニメや派手なイラストを多用したラベルから味わいにいたるまで、「これが本当に日本酒なの?」と思わせる独自の世界観があって、一度飲んだら忘れることのできない唯一無二の「三芳菊ワールド」といえる。





